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足でふみゅふみゅ♡(仮) 2

続きを載せました。
あと、ブログ内の記事はこじんまりとさせていただきました。


足でふみゅふみゅ♡ 3 に続きます
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――はやく来すぎたな。

校門はさびれている。眼前には、まばらにしか人がいない。
 朝陽が街を照らしはじめた頃、雲間からはうっすら光が射している。

 寝ぼけ眼の俊介は、ぼうっと意識をただよわせていた。反対側に、人影があった。見つめた先には、見覚えのある少女がいる。静かに歩いているだけなのに、不思議な吸引力があった。凛とした雰囲気に、目を奪われてしまう。

――日向葉月さん……だよね。

 ブレザーに身をつつんだしなやかな体躯。胸元は内側からうっすらもり上がり、リボンがちょこんと飾り付けられている。体形の分かりづらい服装だった。黒のニーソックスが細い足をおおい隠し、若々しい張りの肌がかすかに覗けた。かなしい、いけないとは思いつつも視線がむいてしまう。
両手を身体の前にかさねて、上品に歩いている。

 そよそよと草木がゆれた。スカートが風にはためき、肉付きのいい太ももをほのかにさらす。

 俊介の目から、葉月の身長は高かった。俊介が小柄な体形であるし、よけいに大きく写るのだろう。170センチ前後と、平均的な男性とは目線があってしまう感じだ。

 ふいに葉月と目があう。葉月は自然な笑顔で、にっこり会釈をしてくれる。俊介も反射的に会釈を返してしまった。

 きゅっと、胸が締めつけられる。頭に血がのぼり、なにがなんだか分からなくなる。表面上は平静を装えているけど、内心ではおろおろ戸惑ってしまう。

――こっちを見ないでほしい……反応にこまる。

 初対面の時、葉月にはいけすかない印象を持ってしまった。なんとなく漂う雰囲気が気に入らなかった。それから葉月を見ているうちに、自分のちっぽけさに気付かされた。葉月はなんとも思ってないだろうけど。

 見惚れているのをさとられないように、俊介はおもむろにうつむいた。

 ひっそりとした空間が色めく。ひそひそ声がこだまする。女子の黄色い声が飛びかい、男子の興奮が熱気をおびる。

「わー、葉月先輩だ。今日もかわいいな~」
「ねぇねぇ。今笑いかけてくれたのは、私にかな?」
「くぅぉおおぉ、今日はなんかいいことがありそうだぜ」

 俊介は校門の近くにたどりつく。葉月は目と鼻の先にいる。どぎまぎ心臓が早鐘を打ちっぱなしだった。知らないという間柄でもないし、声をかけたほうが自然だろうか。
などと迷っていた時、異変がおきた。

 びゅうぅぅっ、と突風があたりをおそった。

 風がするどく鼓膜をうち、肌身をうちつけていく。顔面をたたきつける風圧が息苦しくて、片腕を目のまえにかざした。

「きゃあっ……!」

 葉月の髪がふわふわと宙をおどる。きれいな光景で、絵にしたらとても映えそうだった。そこまでは微笑ましいシーンだ。

 ふと、時間がとまる。

 ぎょっと、目を剥いてしまった。風が葉月のスカートを盛大にめくり上げ、かくされた聖域をさらけ出した。

 下半身は流れるような曲線をふち取っている。太もものつけ根あたりでは、ショーツが大切な場所をまもっていた。それは股のあいだに食いこみ、お尻の輪郭をきゅっと浮かび上がらせる。左右に割れた臀部が、びくっと突っ張る。

 すさまじい戦慄が、俊介の全身に走った。鼻がむずむずかゆくなり、ひくひくうごめいている。不謹慎だけど、股間がずきずきと疼いた。あやうく悩殺されてしまいそうだった・

 葉月は両手を無造作にひろげ、その場にかたまっている。口は半開きになり、呆然とめくれたスカートに視線をそそぐ。

 ふわふわとスカートが下りていく。

 突風がしだいによわまり、場が落ち着きを取り戻す。

 不自然なぐらい、葉月が俊介を注視していた。機嫌のよさそうに笑ってるけど、目がどんより濁りっぱなしだ。

「見たでしょ?」

 ぎすぎすした空気が流れる。疑問というよりは、台詞の節々から確信がうかがえる。居たたまれない。嘘を吐いたら、よけいひどい目にあわされるだろう。

 俊介は葉月をしっかり見据えて、堂々と宣言した。

「白だったよ」

「ふーん」

 ぴしっと、葉月のまわりが凍りついた。唇の端がひくひくつり上がる。

 葉月は俊介の腕をつかみ、強引にひきよせた。つながった肌からは、うっすらと寒さが流れ込んでくる。

「ちょっといいかしら」

「えっ?」

 反論は受けつけていないようだ。問答無用とばかりに、葉月は俊介を引きずっていく。それでいて、歩くペースは落ちついているのだ。逆に、こっちが不安にかられる。
 俊介は転ばないようについていくのが、やっとだった。

 野次馬たちがざわざわとはやし立てる。

「ちょっと、なにあの人!」
「乙女の恥ずかしい場所を覗くなんて……最低ね」
「私だって見たいのに……」
「うおおおぉ!あいつ、うらやましいな!」

 葉月の死角にかくれている人は、ひゅっと口笛を吹いている。

 理不尽だった。俊介以外にもショーツを目撃した人はいるはずなのに、自分だけが非難されるのだ。葉月の眼前にいたのが、運のつきだった。
 話題がさらに話題を呼び、どんどんにぎやかになっていく。

 野次馬の騒ぎを背景に、俊介は連れ去られてしまう。


足でふみゅふみゅ♡ 3 に続きます

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長谷川名雪

Author:長谷川名雪
初めまして、長谷川名雪と申します。
シナリオライター・小説家などを目指して修行中です。
このサイトでは主にエッチぃな作品を載せていきます。
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